育休中にお金がない!家計がカツカツなときの乗り越え方6選!【体験談】
「育休中に入ったけど育休手当が少なくて家計がカツカツ」
「育休中のときのやりくりどうしたらいいのかな?」
「思った以上にお金が飛んでいってヤバい」
そんなふうにお悩みの人はいませんか?
会社員の人の育児休業給付金は、給料よりも少なくなるし共働きでも家計がカツカツになってしまいますよね。働いて得たお金ではないので、自分へのご褒美もなかなか買いづらいし…。
そこで今回は、現在第二子を育休中の筆者の体験談を元に、育休中にお金がなくなる理由や、お金がないときにどうしたらいいかをお伝えしていきます。
育休中でお困りのママ&パパさんの参考になれば幸いです!
では、さっそく解説していきますね。
育休中の給料はどうなるの?
育休中は、働いている会社からのお給料は発生しません。
「育児休業給付金」が、雇用保険(国)から支払われるようになっています。
(※育児休業給付金を受け取るには、働いている会社へ給付の手続きが必要です。)
育児休業給付金は、人によって給付額が異なります。
金額が決まる条件は以下の通りです。
・生まれる子どもの数
・産前にもらっていた給料
・働いている勤務地
詳しい育休の期間や金額は、以下のツールを使用すると簡単に計算できますよ。
【2022年最新版】産前産後休業・育児休業給付金|期間・金額計算ツール (office-r1.jp)
ただし注意が必要なのは、育児休業給付金(※以下より「育休手当金」へ省略)はお給料の満額をもらえるわけではありません。
毎月の額面給与の67%にあたる金額が、2か月ごとにまとめて振り込まれます。
東京都で勤務していて、毎月20万円の給料をもらっている人だと
200,000×0.67=134,000円・・・(1か月あたりの育休手当金)
育休手当金は原則2か月に1回の振込なので、約268,000円(2か月分)が振り込まれます。
会社からの給料は1か月に1回振り込まれますが、育休手当金は2か月に1回。
外で働いているときよりも、きちんとメリハリをつけてお金を管理するようにしましょう。
育休中にお金がない理由は?
育休中の手当は給料より少なくなってしまうのは分かったけど、実際は何にお金が飛んでいくの?と思いますよね。
この項目では、育休中にお金がなくなる理由を5つお伝えします。
理由①半年を過ぎると給付率が50%になる
先ほどの項目で育休手当は額面給与の67%とお話ししましたが、育休開始から6か月を過ぎると50%に減ってしまいます。
育休手当金が貰えるだけとてもありがたいですが、働いているときより入ってくるお金が少ないので、生活に余裕は無くなります。
理由②ミルク、オムツなどの消耗品の支出が増える
子どもが産まれると、洋服や育児グッズの他にもミルクやおむつ、おしりふきなどの消耗品の支出が増えます。
産まれる前にベビーベット、ベビーカー、チャイルドシートなど高い買い物でヒイヒイしますが、産まれたあとの消耗品もなかなかお金が出ていきますよ。
一般的に、赤ちゃんにかかる1か月の消耗品代は約1万2千円といわれています。
【引用元:EPARK KOSODATE LIFE】
育休中は消耗品代も出ていくことを頭に入れて、家計をやりくりしましょう!
理由③イベント費の支出が増える
子どもが産まれるとお宮参り、お食い初め、100日記念、1歳のお誕生日などイベントにかかる支出も増えます。
我が子のためにも、イベントにかかるお金はケチりたくないですよね。その気持ち、すごく分かります。
イベントはこだわりが強いほど高額になってしまうケースがほとんどなので、上限はいくらと予算を決めておくことをオススメします。
理由④水道光熱費が増える
当然ですが、家族が増えると水道光熱費も上がります。
そこで、2人世帯と3人世帯の1か月の光熱費を比較してみました。
世帯人数 | 水道光熱費の平均額 |
2人 | 1万9,459円 |
3人 | 2万2,503円 |
差額 | △3,044円 |
【引用元:総務省統計局2021年「家計調査報告」】
あくまでも平均額ですが、月で3,000円の差額はけっこう大きいですよね。年間にすると約3万6,000円増えることになります。
水道光熱費は必ず出ていくお金なので、家族が増えるごとに金額が上がることを頭に入れておきましょう。
理由⑤物欲が出てくる
育休中って子育てと家事にフルコミットしているので、自分へのご褒美が欲しくなります。
それもドーンと大きいご褒美を欲してしまうんです。
実際に筆者も第一子の育休中、物欲が凄くてApple Watchと財布を購入しました。
今振り返ると、あのとき買わなくても良かったんだけどな〜。と思うこともあるのですが、育休中ってあれも欲しいこれも欲しい!ってなってしまうんですよね。
頑張っている自分にご褒美!の数が多くなってしまうと当たり前にお金は無くなっていきます。
自分に甘い筆者は、育休中たくさん自分へご褒美を与えてました。笑
育休中にお金がないときに注意すること
育休中は手当が少なくなるので、今まで通りのスタイルだと知らないうちにお金が無くなってしまいます。
こちらの項目では、お金がないときに注意することを3つ解説します。
①コンビニ通いをやめる
子どもとの散歩の途中などになんとなくコンビニへ行ったりしていませんか?
たしかにコンビニは便利でスーパーよりも時短で買い物できますが、理由もなくコンビニへ行くのはやめましょう。
また、コンビニで物を買う習慣がある人は今すぐにやめましょう。
コンビニってコーヒーやドリンク・スイーツが魅力的だし、そこまで高くないのでちょこちょこ買いしがち。
しかし頻繁にコンビニで買い物をすると、月のトータル支出で考えたらけっこうな出費になってしまうことも。コンビニよりも、価格の安いスーパーを利用するよう心がけてください。
②過度の節約はNG
支出を減らそうとして頑張って節約しようとするのはいいですが、無理な節約はNGです。
例えば、食費を抑えようとしてもやしだけを食べるとか、ガス代を節約するため水風呂にするなどはやめましょう。
無理な節約はストレスが溜まるし、我慢しすぎると爆発して、衝動買いに走ってしまう可能性があります。
ストレスを溜めないよう、楽しみながら節約するようにしてください。
③急な出費があることを把握する
冠婚葬祭や急な医療費、家具家電の買い替えなど、イレギュラーな出費があることを覚えておきましょう。
家庭を持つと、家族付き合いや親戚付き合いが増えますよね。
交際費が多い家庭は、どのくらいの頻度でいくら出ていくかを把握する必要があります。
予定していなかった出費は、急にドカーンとやってくるもの。万が一のことを考えて、心の準備をしておきましょう。
育休中にお金がないときはどうするべき?
育休中は毎日子どものお世話でいっぱいいっぱいなので、お金の心配はなるべくしたくないですよね。
こちらの項目では、実際に筆者が実践した、家計がピンチのときの具体的な対策を5つご紹介します。
対策①家計を見直す
まず最初にやることは、家計の見直しです。
育休中、お金がなくて困ってるなら無駄な支出はないか、固定費は減らせないか徹底的に見直しましょう。
家計を見直す際のポイントは、以下を参考にしてください
・食費が高すぎていないか
・入っている保険を見直す
・携帯を格安SIMに変えてみる
筆者は第一子の育休中、ジャブジャブお金を使って家計がピンチになったのを反省し、第二子育休に入る前に徹底的に家計を見直しました。
すると月2〜3万の固定費削減に成功しましたよ!
もっと早く見直しておけばよかったと後悔..
細かく毎日家計簿をつけるまでとはいかなくても、食費は1回のスーパーで〇〇円程度まで、外食多めだから今月は控えよう、などゆるい感じで始めてもOKです。
意外と無駄な出費が多いことに気付けるし、意識するだけでも変わりますよ。
対策②スーパーの買い物は週1にする
あなたは食材や日用品の買い物をするために、週に何回スーパーへ行きますか?
週にどれくらい行くか分からない人や曜日を決めて行かない人は、まず固定で何曜日に行くか決めましょう。
これだけで食費がだいぶ変わります!
スーパーに極力行かないことで無駄買いを防げるし、冷蔵庫にある食材でご飯を作ろうとするので食品ロスにもなります。
対策③外食を控える
育休中はなるべく家族での外食を控えましょう。
固定費を削った後、次は何に気を付ければいいか迷ったら、外食を減らすことをオススメします。
育休中は働いているときより時間に余裕があるので、頑張って自炊すると食費を抑えることができますよ。
対策④サブスクは厳選する
ずっと加入している、あまり見ていない動画サービスなどはありませんか?
月額タイプのサブスクは、ヘビーユーザーでないなら思い切って解約しましょう。
今はYouTubeで何でも見れる時代だし、見たい番組はテレビの録画機能を使えばOK。見逃し配信なら無料動画サイトで視聴もできます。
加入したままのサブスクを放置している人は多いので、使う機会が少ないなら今すぐ解約しましょう。とてももったいないです!
対策⑤フリマアプリで不用品を販売
家の中の不用品を売って、お金にする方法です。
カバン、子ども服、育児グッズなど、もう使わないと思うものは思い切って断捨離しましょう。
対策⑥副業を始めてみる
支出を減らすだけに注意するのではなく、「収入を増やす」ことにも目を向けてみましょう。
育休中は多少時間に余裕があるので、空いたスキマ時間でできる副業を始めてみるのをオススメします。
育休中のママさんでもできる即金性のある副業は以下の通り。
・物販
・webライター
・メールレディー
・アンケートモニター
・ポイントサイト
・ウーバーイーツ
実は筆者も第二子の育休中を機に、副業でwebライターを始めて月2万円を安定的に稼げています。
スキルを身につけておくと本業にも役立つし、会社の給料以外での収入が確保できて心に余裕が生まれるので、育休中に副業を始めてみるのはとても良いですよ。
ただし、公務員の方の副業はNGです。
副業がグレーゾーンの人は、必ず会社の人事へ問い合わせてから始めましょう。
まとめ:育休中にお金がないときこそ家計の見直しを
育休手当金は給料の50〜69%が2か月に1回振込まれます。
産休・育休に入る前は給料を満額貰っていたのに、手当金は少なく振込まれるのでメリハリをつけて家計管理しないとお金がなくなってしまうことに。
時間に余裕がある育休中こそ、家計の見直しを徹底的に行いましょう。
お金がピンチの人は今回の記事を参考にして、今しかない貴重な育休を全力で楽しんでくださいね!
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